風花鳥

ハンドメイド作品の公開と、日々の徒然なること。

飾り棚の折り紙と、お人形さん。

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この三連休、台風来襲に心折れることなく、実家と祖母のお家と、那須の方へ行って参りました。幸い、日頃の行いが良いためか、雨には降られたもののずぶ濡れになることもなく、問題なく遊べ、台風のお陰か比較的渋滞に巻き込まれることもなく。楽しい週末でございました。

お写真、ピンボケていますね。姉妹のドール。飾り棚に展示館の時と同じように並んでおりました。左右には祖母の作った折り紙のふくろうさんに、鞠に、船に。賑やかですね。そして、硝子ケースには黄色いお着物。これは茶色いストレートヘアーの彼女が着ていた生地と同じお着物でお仕立てしたものです。そして、こちらにも折り紙。船に、鶴。とても綺麗に折られておりまして、手が利かないなど言いつつも相変わらずの丁寧な祖母のお仕事に溜息がでます。見習わないとですね。

久々に祖母を訪ねました。昨年のお盆以来かしら。展示会を終えて、いいえ、元々実家の方へはあまり帰らなくて、展示会のために珍しくこまめに帰っていたという方が正確で。あと何度、会えるのかしら。祖父母も、両親も、そんな小さな皹のような気持ちがゆっくりと心に広がります。それでも別の時間が其々に流れて、たまに交差する度に、嗚呼、元気そうで良かったなと思うのです。

 

日光 那須 鬼怒川 (マニマニ)

日光 那須 鬼怒川 (マニマニ)

 
まっぷるマガジン (まっぷる 日光・那須 鬼怒川・塩原 mini '18)

まっぷるマガジン (まっぷる 日光・那須 鬼怒川・塩原 mini '18)

 

 

 

 

 

大きなアンティークのトランクに生地を保管しております。

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デットストックの藍染めの生地をちょっと色々御座いましてちょっとたくさん持っております。デットストックですので、多少の色斑や傷も御座いますが、それでも国産綿100%の藍染め生地は凄く良い生地で、胴着に使用されておりましただけに、この布でお仕立てしたお洋服は凄く着心地が良いです。そして、乾くのも早く、吸水性があります。最初は色落ちもしますが、それが使い込んで行く内に独特の風合いとなり、味があります。嗚呼、藍染めの懐かしい香り。

お写真はご注文品のエプロンです。今回、オーダー分とプラス1枚サンプル用に制作致しました。お料理の時などの家事用と言いますより、作業用に向いている気が致します。丈夫で長持ちする、愛着の持てるエプロンになるのではないかなと。

お写真が用意出来次第、ネット通販の方に受注生産という形で出品しようかなと思っております。が、お写真を撮影する場所をどうしましょうと。引きで撮れる場所がないので、ちょっと悩み中です。

今週は、ちょっとトラブルと予定が立て込んでしまい、少々疲れてしまい、久々に深酒で二日酔い。疲れております時に呑んではいけないなと。更に、呑むと眠れなくなり、一晩中、悪夢と夢現とバッドトリップで本当に駄目過ぎました。反省中です。何度反省しても、反省が足りることなどないのです。が、反省しております。お酒怖いです。

スパークリングワインの栓を渡されたら椅子にするしかないのです。

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ホロ良いです。スパークリングワイン2本目なのです。削り立ての生ハム摘みに呑み出したら止まらないのです。麦酒も日本酒も焼酎も自制が効くようになりましたのに、シャンパン系だけはもう駄目なのです。呑み始めたら酔っ払うまで止まらないのです。

ふと、スパークリングワインのコルクを留めております栓。下の和になっておりますワイヤーをペンチでちょきんと切って、抜き取りまして、ちょいちょいとねじりますと、背凭れに致しますと、簡単に椅子が完成いたします。あら、オビツ11ドールサイズにぴったりではないですか。そんな気はしておりましたけれど、本当にぴったり。どや子のお椅子が完成致しました。

ふと、いつもさせて頂きますドール関連のブログさん。ドールを一方的に拝見させて頂いて、一方的に親しみを感じているのですが、家のどや子さんも誰かのそれになっているのかしらと、思ったり。そうしたら嬉しいなと。更に言いますなら、個人的に人とお付き合いすることが苦手過ぎまして、ドール関連はお友達など皆無。一人で楽しむのみですので、それによって悩みが生じたりなど、嗚呼、遠いお話しと。失礼かもしれませんが、少しだけ羨ましかったり。どうして新しいお友達を作ったら良いのかしらといまだに、今だから、わからないのです。年々、狭くなっていきます人間関係に、お家に篭りがちにならないで、何か習い事でも始めた方がよいのかしらんと危機感を感じているこの頃です。まぁ、なんだかほろ良いで何だか楽しいです。

 

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本格シャンパン製法の極上の泡6本セット*3(750mlx6本ワインセット)

 

 

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初めての鎌倉その2。

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今回はあまりお写真を撮れなかったですので、これで鎌倉のお写真は終わりです。まだまだ行きたい場所もたくさんございますし、食べたい物もたくさんございますので、近いうちにまた行きます。胃が痛くて、小町通りでの買い食いも名物料理も総スルーという。本当に、ただふらりとガイドブックに沿ってのお散歩旅でしたので。

どや子のお衣装。薄緑色のオールインワンで、背景に同化した小人か妖精のようなお写真も好きなのですが、もう少し目立つようなお色でも良いかなと。それと、立たせるための板はもう少し目立たぬように白系の色を塗っても良いかもしれません。

今週は、外出などの予定や細々トラブルなども御座いまして、何も作れなかったのですが、来週は落ち着いて作業できたら良いな。そしてそろそろ最近放置気味の大きなドールにも少し手を入れたいな。

 

ことりっぷ 鎌倉 江ノ電 (旅行ガイド)

ことりっぷ 鎌倉 江ノ電 (旅行ガイド)

 

 

家を出た瞬間に旅だと思えばそれはもう旅なのです。

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お気に入りのお写真は2枚目。石段を登るどや子。彼女はいつだってやりたい放題。登りきった彼女はどや顔で得意げで。嗚呼、凄く可愛い。森の中の彼女は本当に小人。はっきりお顔の映ったポートレイトよりも、少々動きがあるようね、背景に同化したようなお写真が楽しいです。

ここ数日、個人的に凄く不安定な日々が続いておりまして、なんだか凄く疲れております。そんな感じでしたので、気晴らしがてら鎌倉にでも行っちゃおうかなと電車に乗っておりました。家から1時間半位でこんな海も山もある素敵な場所があるだなんて。実は鎌倉は小学校の修学旅行以来。自分の意思で歩くのは初めてです。出発が遅くなってしまい、あまり色々な場所にはいけなかったのですが、また今度。次に。そんな余地を残すの好きです。色々詰め込んだ観光も楽しいですけれども、また来た時に行けたら良いな。そんなに遠くない内にまた行こうと思います。

 

ことりっぷ 鎌倉 江ノ電 (旅行ガイド)

ことりっぷ 鎌倉 江ノ電 (旅行ガイド)

 

 

8月終了で9月開始のお知らせは長袖と共に。

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今週はドールのお着物作りを黙々と。8月最終日は久々に電車×お散歩を。

私は少々寒い所に育ちましたので、夏休みよりも冬休みを長くするため夏休み最終日が31日ということに馴染みがございませんでした。もう少し山の方へ行きますと、冬休みも短くなり、寒休みがございまして。まぁ、兎に角、私の夏休み最終日と言いますのは二十何日かで、31日はすでに学校が始まり夏休み最終日なのではなかったのです。高校時代は進学校であったためか夏休みなど名ばかりの夏期講習。大学時代の夏休みはやたらと長く。31日のテレビやツイッターなどで、学校へ行きたくない子供達へというのを横目に、嗚呼、なんだか不思議だなと。すでに夏休みなどございませんのに、夏休み最終日を共有できない、何かに取り残された感。

急に寒くなりましたね。風が強く、今が本当に夏なのか、何時なのか、わからなくなります。更に、知らない場所を目的もなくふらふらとしておりますと、自己の存在すら危うく感じてしまったり。奇妙な気分でございます。

そんな8月最終日は、田端での所要を済まし、薄雲に先が隠れたスカイツリーを横目に西日暮里までなんとなく線路沿いを歩き、嗚呼、そういえば「弥生美術館」で「命みじかし恋せよ乙女~マツオヒロミ×大正恋愛事件簿」などという面白げなものをやっておりましたわと、根津まで地下鉄に乗りました。

弥生美術館の企画展は見るというよりも、読み物という雰囲気。何時の時代も男女の惚れた腫れたはスキャンダラスでドラマチックで面白いなという下世話。人の噂も七十五日と言いますがこんな平成になってまで色々書かれて、嗚呼、なんと俗物的なのかしらとにやりとしつつ。また、そこにマツオヒロミさんの美しい絵が加わってますます可笑しくて面白かったです。

それから言問通りを歩き、不忍通りに出まして、上の公園の不忍池で休憩しつつ、アメ横を覗きつつ、御徒町の高架下にございます2k504とかいうJRのものつくりのまちどうのという洒落たお店をふらふらとし、秋葉原までお散歩致しましての帰宅。6キロちょっとかしら。

お散歩は思いがけない物に出会います。いきなり携帯電話を貸してくれと、困り顔の某有名ピザの宅配業者の帽子をかぶった青年。個人情報がつまった、金額的に高級でもございますスマートホンなるものを見ず知らずの人に渡すのは抵抗があるなと悩んでおりましたら、地図が見たいと言われ、嗚呼、困っておりますはわかっておりますが、私は貸したくないのですと。きっとその自転車の後ろに乗ったピザは冷めてしまうかもしれませんけれども。配達できない彼も、そのピザの注文主も困っているかもしれませんが、嫌だなとそっぽを向きました。思うのです。今時、自分かお店の携帯端末若しくは地図を持たずに配達に出る店員などいるのかしら。もしかしたら、彼はピザ屋の帽子を被っただけの殺し屋かヤクザのカチコミか何かで、ピザの保温ケースの中には銃が入っているのかもしれませんわ。と、最近読んだ漫画を思い出しつつ、またにやり。

久々のアメ横は異国の言葉が飛び交い、何処の物かもわからない屋台が多く、ここは本当に日本かしらとうっかりケバブ屋の客引きに腕を引っ張られ連れて行かれそうになりましたり。「オネーチャン、お肉いっぱいダヨ」と。それはもう何がなにやら。

山手線の上の方はあまり馴染みが御座いませんでしたけれども、面白いですね。そして、山手線の中は意外と狭いのですねと。外周34.5km。たったそれだけの土地ですのに、その中に皇居やら代々木公園などという大きな森が占領しておりまして、実は行ける範囲というのは凄く狭いのかもしれませんわと。この足で歩き尽くせるかもしれませんわなどと、安易に思ってしまったりと。まだまだ色々な所へ行きたいです。旅に出たいのです。

 

まっぷる 超詳細! 東京さんぽ地図'18

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命みじかし恋せよ乙女: 大正恋愛事件簿 (らんぷの本)

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百貨店ワルツ (リュエルコミックス)

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お着物の自由化。

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先日のピンク色のお着物に合わせまして、新しい帯をちくちくと。一緒に紅白の帯も仕上げたのですが、帯はお着物に比べて手縫い箇所が多い上に硬い部分が多くて時間がかかりますね。そして更に帽子と鞄のセットも完成。

始めはお着物と同じ生地でカチューシャの大きなおリボンを作ったのですが、なんだかいつもと代わり映えしないかなと、帽子に挑戦。型紙もなくフリーハンド。正確にはミシン糸の大きな方の丸とドールのヘッドの大きさが同じ位でしたので、糸の芯が型紙がかしら。本物の帯の生地を使用したので、解け易く、裏に接着芯を貼って補強しております。そしてシフォンのリボンでボリュームを出し、ポイントはゴールドのパール。個人的に凄く気に入っております。

そして、足元。昨日、お散歩ついでに久々に中野ブロードウェイに行きまして、どや子と、この子に新しいお靴を購入。靴下も。このサイズのお人形には下駄しか履かせていなかったのですが、洋装もさせてみたいな。それにお着物と靴の組み合わせも好きだしなと。ちょっとモダンな雰囲気かしらと。まぁ、お着物はある種のルールに沿って綺麗に着ることを好まれる方も多いので、難しい所かもしれません。ここ数年、外国人観光客の増加に伴い、お着物体験やフォトスタジオなどもたくさん増えて、凄く自由になった印象もございますけれども。京都もでしたが、浅草辺りに行きますと本当に和装で観光される方が多くなったなと。華やかで素敵です。

こんなことを書きますと怒られてしまうかもしれませんが、所謂、お着物の着付けのルールなど大正時代に確立された最近のものでしかなく、お着物の襟の開き方と年齢の関係性などとか、裾の丈であるとか、帯の高さなどと細々とご指導して頂くこともございますし、基本は勿論大切で、着付を習っておりませぬ自分としてはありがたいなと思っているのですが、私は見ていて素敵であれば良いかなと思ったりもするのです。服というものは時代と共に常に変化し、気安く、日常と共にあるものでなければ廃れていってしまうのですからと。勿論、文化としての継承や、舞台衣装としてのあり方は別にあるとも思うのですけれども。まぁ、と、いう感じで、我が家のお人形さんたちは最近は凄く自由に和服を楽しんでおります。前々から作っておりました紅白のお着物も現代花魁風の結び目を前にした帯も仕上がって、残りは羽織のみ。もうすぐ完成予定です。

 

フリソデ姫 (KIMONO姫 特別編集) (祥伝社ムック)

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着物ageha2014 (INFOREST MOOK)

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