風花鳥

ハンドメイド作品の公開と、日々の徒然なること。

大阪と京都に5泊6日の一人旅のお話し。京都観光編。

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先日に引き続き旅行のお話しです。今日は京都での観光についてです。

今回、旅行3日目の朝に大阪から京都に移動し、京都駅→清水寺二年坂産寧坂高台寺→園徳寺→八坂神社→祇園四条河原町→京都駅、と回りました。京都初日はいかにも京都という風景に出会い、なんだか頭の悪そうな言い回しを繰り返しますが、本当にTHE京都で嬉しくなってしまいました。その上、清水寺付近にはお土産物屋さんもたくさんで、至る所で八つ橋の試食を進めておりまして、歩いておりましただけでしたのにおやつを頂いたような気になりました。可笑しいです。それに、高台寺では「百鬼夜行展」が偶然にも開催されておりまして、意図せずに百鬼夜行の絵を観られたのは嬉しかったですね。それに、園徳寺のお庭はとても素晴らしくって、ずっと眺めていたかったです。

f:id:sobraniepinks:20160911233235j:plain祇園では「鍵善良房」さんで菊寿糖をお土産用と自分用に購入致しました。ちょっと前に『和風総本家』の日本の手土産特集で知り、和三盆好きとしては是非立ち寄りたいなと思っておりました。ミーハーは感じです。ミーハーついでに四条では老舗喫茶店「ソワレ」にも行きました。「ソワレ」さんは内装は素敵でしたが、喫茶店ですのに並んでおりまして人の出入りも激しく、それでいて席が凄く狭くて、ちょっと落ち着かない感じで残念でしたね。なんだかガイドブックに載ってしまうと駄目だというのがわかった気が致します。

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旅行4日目は伏見稲荷です。天気はあいにくの雨でしたが、凄い人でした。折角でしたのでお山巡りをしたのですが、流石に雨のおかげで上の方は人も少なく、お人形さんのお写真も撮りやすかったです。が、暗くて殆ど使えないという自体に。更に、普段使わないカメラを持って行った為、操作がわからなくなるという体たらく。その後もシャッタースピードが変わっている事に気付かず、明るさ調整が酷い事に。いくらカメラの性能が良くなっても使い手がこれでは駄目ですね。ですが、雨ということもあり、上のお写真は殆どスマホの物です。防水のスマホ万歳でしたね。

伏見稲荷、今回初めて行ったのですが、鳥居、凄かったです。あれだけ鳥居がありますと圧倒されますね。それに、なんだか薄暗くってちょっと物々しい雰囲気。正直、ちょっと怖かったです。後は、鳥居が赤いので、お人形さんには赤いお着物を選んだのですが、同じ赤でも鳥居の方は朱色ですので、ちょっと失敗したなと。いっそ青色や黄色とかの方が映えた気が致しますね。いつかリベンジしたいです。

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旅行5日目は朝早くから、京都御所→河合神社→下鴨神社金閣寺北野天満宮上七軒祇園と回りました。かなり盛り沢山ですね。

京都御所は、今年7月から一般公開の事前申し込みが必要なくなったのですがまだ周知されていないためか、見学者は少なかったです。それに、清水寺伏見稲荷神社には中国や台湾の方が凄く多かったのですが、こちらは日本人が多かったためか落ち着いた雰囲気でした。なんだか源氏物語な世界感。ちょっと感動です。この道を牛車とか通っていたのかなと思うと、凄いです。それに流石天皇様が住んでいただけありまして、全てが手が込んでいて壮大な建物とお庭でした。

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河合神社と下鴨神社は同じ糺の森の中にありました。今回、下調べが不十分で河合神社の存在を知らずに訪れたのですが、女性を守る美麗の神様とのことでもうお参りしないとならないですね。境内では「美人水」なる氷菓を頂きました。花梨味の甘い飲み物。暑い中の移動でしたので凄く美味しかったです。更に下鴨神社を参拝した後は申餅を頂きました。柔らかいお持ちに甘すぎない餡子。なんだか休憩ばかりしておりますね。

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金閣寺に行きましたが、あまりの人ごみでお写真あまり撮れず。金閣寺凄く好きですので残念でした。金閣寺、素敵ですよね。山の中にゴールドの建物。ですのに、ちっとも下品でも派手でもない。三島由紀夫の『金閣寺』も好きですし、本物の金閣寺も大好きです。あまりにも好き過ぎて金閣寺に行く前に緊張でくらくらしておりました。もう、本当に素晴らしかったです。

本当は、そのまま祇園で撮影して京都観光を終わりにしようかと思ったのですが、うっかりバスを間違ってしまいまして、途中下車して急遽、たまたま近くにありました北野天満宮に行きました。それから上七軒上七軒の通りは古い町家が並んでおりまして凄く絵になります。すでに薄暗くなっておりまして、撮影ができなかったのが残念でした。

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四条河原町までバスに乗りまして、お土産を買ったりしつつ、祇園に移動。夜の祇園で撮影です。夜は、難しいですね。結局、カメラの使い方がわからないままでの撮影で、スマホで撮影した物の方がまだ見られるかなという状態。カメラ、難しいです。最も大した準備もなく夜の撮影なんて100枚撮って1枚見られたら良いかなと数を打てばどうにかなるかしらという感じはありあしたけれどもね。なんとなく雰囲気あるお写真になったのでまぁ良しですかね。

お人形さん、この旅行では1/6ドールを1体だけしか連れて行かなかったのでそんなにたくさんお写真を撮ることもないかなと思っていたのですが、こうして見返しておりますと結構ありましたね。折角可愛らしいお着物作り下ろしまして、折角素敵な所に行ったので、たくさん見せたいな。うちの子、自慢したいなと。そんな感じで、明日もお人形さんのお写真を載せつつな京都お買い物編を書きたいなと思います。

 

 

ことりっぷ 京都

ことりっぷ 京都

 

 

 

それいぬ―正しい乙女になるために

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金閣寺 (新潮文庫)

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大阪と京都に5泊6日の一人旅のお話し。京都お買い物編。

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今回の旅行で一番のお気に入りのお写真です。人気のないのを良いことに、地面に這い蹲って撮りました。糺の森です。なんだか京都っぽくはないですけれども。

京都は危険な街でした。何が危険かと言いますと、もう、和雑貨好きな私の物欲が刺激され、欲しいものたくさん。あれやこれやと可愛らしい物が次々と目に飛び込んでまいりまして大変でした。ですが、今回の旅行は登山用のちょっと大きめなリュックと、移動用のショルダーバッグにかなりぱんぱんに荷物を詰め込んで参りましたので、荷物を増やす余裕もなかったので、必死に冷静にお土産を吟味致しました。最も、東京に住んでネットでお買い物もできる環境におりますと、もう、京都でしか手に入らないという物もほとんどないのですけれどもね。便利な世の中です。まぁ、だからこそ素敵な物との出会いを大切にしたいとも思うのですが。

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そんな中、まず始めに自分用に購入した物は、珊瑚のお数珠でした。金閣寺の売店にて購入致しました。お数珠、何処でも買えそうな物ではあるのですが、中々きっかけもなく今まで持たずにいたのですが、そろそろちゃんと自分のお数珠と言う物がないと困ることもあるのじゃないかなと思い購入致しました。必要に迫られて慌てて探すよりも、あの時、金閣寺で買ったのだなと思い出すのも素敵かもしれないと思うのです。長く使う物ですから、凄く悩みました。紫色。いっそ水色。色々な色がありまして、もう、どうしたら良いのか。そんな中、この落ち着いたピンク色。自分がこれから40年、50年と経ちおばあちゃんになった時に、この色を可愛く使えるおばあちゃんになりたいなと思い、この色にしてみました。

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次に購入致しましたのは、上七軒の「まつひろ商店」さんでがま口の口金です。こちらのお店、古い京町家を店舗として使っており、中に入りますと土間から座敷に上がり、じっくりと店内に並べられた色とりどりの無数のがま口を選ぶことが出来ます。本当にたくさんの種類がありまして、この中からお気に入りの一つを見付けるのはとても苦労致します。あれもこれも凄く可愛らしい。こんなにがま口が見られるのは、他にないのではないかなと思う位です。

そして何より嬉しいのは、このお店、口金が売っているのです。それもオーソドックスな形から変わった形の物まで。手作り好きには嬉しいです。

今回、妹に前にここで購入したリュックがへたれてきたため、同じ形の物を買ってくるように頼まれておりました。それはとても可愛らしい形で、私も欲しいなと密かに思っていたのですが、これだという生地の物がなく、店員さんに同じ口金を出して頂きました。上手くできましたら、こちらにもお写真上げたいなと思います。

がま口・口金の京都まつひろ商店オンラインストア

 

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京都では他に「SOUSOU」さんにも行ったのですが、新しい地下足袋は観るだけでした。といいますのも、普段、オンラインストアで購入しているのですが実物を目で見てから購入したいなと考えておりましたので、良かったです。やはり、お写真だけで選ぶだけですと印象が変わりますしね。それと店舗では雑貨が豊富だったのが嬉しかったです。

SOU・SOU homepage

 

京都定番、「よーじや」さんのあぶらとり紙も買いました。こちらも妹からのお使いです。こちらはがさばらないのでお土産の定番ですね。

あぶらとり紙のよーじや

 

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昨日も書きましたが「鍵善良房」さんの菊寿糖。こちらは甘露竹も有名でいずれ食べたいなと思っていたのですが、今回は日持ちがして荷物にならない菊寿糖のみの購入でした。祇園の銘菓です。普段は地味なおやつな位置の落雁です。和三盆です。丁寧な菊の造詣に口に入れたら広がる普段口にしない、凄く上等なお砂糖の味。小さな菊は一口であっという間になくなってしまいますが、その大きさからは想像できないほどの満足感です。なんだか、こんな素敵なお菓子はちゃんとお茶と一緒に頂かなければならないと思ってしまいますが、疲れた日に一粒づつ摘んで自分にご褒美として頂くのに丁度良い感じです。今回は友人などにお土産としてだけでなく、自分にも1箱。これで暫く幸せな時間が保障されました。

鍵善良房 | 京都祇園の和菓子屋「鍵善良房」のウェブサイト

 

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今回、殆ど買い物をすることがなかったのですが、そんな中でも絶対に行きたい、欲しいと思っておりましたのは「出町ふたば」さんの豆餅。そのお味を聞く度に、どうやら普通の人よりも食べることが凄く好きらしい私は、涎が毀れそうになっておりました。あいにくと始めは火曜日に訪れてしまい、お店のシャッターの前で呆然としましたが、最終日の朝一に買うことが出来ました。移動時間を考えますと、一刻も早く出たかったのでオープン直後の8時半にはお店の前に。お客さんはちらほらといたものの、並ぶことなく購入することができました。

そんな豆餅のお味は、もう、何個でも食べられちゃう。想像する美味しい豆大福の最高峰という感じです。柔らかいお餅に、甘さ控えめで滑らかなこしあん。それにしっかりと歯ごたえと存在感のある赤えんどうのお豆はそれでいて柔らかくて邪魔にならない。少し多めに購入致しまして、電車の中でおやつに頂いたのですが、思わず軽く2個ぺろりでした。こうなってきますと他のお菓子も気になりますね。

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次に行ったら、と、なんだかまたすぐに京都に行きたくて仕方がありません。京都は素敵な街でした。旅行、凄く楽しかったです。