オビツ11cmドールこと、どや子に新しいワンピースを作りました。初の長袖です。小さくてお袖付け、やはり難しかったです。ですが、これからの時期、やはり長袖でないとです。今日も寒かったですしね。
このサイズのお人形さんが我が家に来た時、同時に妹の子もやって来ました。ですので、お洋服を作る時は妹の子の分も一緒に作ります。まったくのお揃いも可愛いのですけれども、毎回、ちょっとずつ変えてみています。今回は妹の子の方がスカートが長いのと、上身頃の色を変えてみました。ピンクと水色。お写真ですとちょっと色が見難いですけれども。片方のお袖の色が違うのは、間違ったからではないです。お洋服の一部の色が違うの、可愛いかなと思って。で、並ぶとやっぱり可愛いですね。
ここの所、なんだか毎日お人形遊びばかりです。お人形好きと言いますと、時折、お人形さんに声当てして話している体を見せる方がいらっしゃるのですが、正直、苦手です。まぁ、冗談でやって見せているのもわかるので、別に不快になったりするわけではないのですけれども、ぬいぐるみでもお人形でもあくまで私の中で無機物であるという認識なので。いくら可愛くて妖精さんか小人さんのようと思っておりましても、プラスチックではあるのです。
そんな感じで、我が家のお人形さんを呼ぶ時は、個々に名前はなく、身体的特徴で呼んでおります。「金髪縦ロールちゃん」に「ピンク髪の子」「ボンバってる髪の子」「黒髪ぱっつん」「巨乳タイプの白髪ちゃん」。そんな感じで、お人形さんにキャラクター性とか人間的設定を設ける事はなかったのですが、そんな中、どや顔の「どや子」は初めて名前らしい名前が付いた子でした。でもって、いつの間にか、ちょっと性格みたいなものが勝手に一人歩きを始めているのです。不思議です。名前が付くとキャラクターになるのですね。
どや子は、おばあちゃん家に行くとお菓子でポケットをパンパンにして帰ります。栗しぐれもほろほろして口の水分を奪うけれど甘いお菓子。お砂糖がけの小さな四角いゼリーもなんか歯にくっ付くけど甘い素敵。黒飴も見た目地味だけれど甘くて美味しいな。チーズアーモンドを分解して食べるのも楽しいし。雪の宿はおせんべいなのに甘くて不思議。南部せんべいを涎でべとべとにして食べている姿が目に浮かびます。隙があればおはぎを手と顔中をあんこだらけにして口の中いっぱいに詰め込んで、もぐもぐ。でもってちょっとキラキラする砂とか、格好良い枝とか、凄く丸い石を収拾する癖があり、どや子の鞄はちょっとカオスな感じです。この夏は、蝉の抜け殻を拾ったのですが、その事を忘れて、うっかりそれを入れた袋を潰してしまいしょんぼりでした。でも、あんまりめげていません。今は松ぼっくりとどんぐりで部屋を埋めることに夢中です。そんなイメージなのです。
なんだかどや子用にドールハウスを作りたくなって参りました。キャラクターが生まれますと、お部屋のイメージも広がって、なんだか凄く楽しいですね。考えているだけでわくわくします。
ドールハウス・コーディネイト・レシピ (Dolly*Dolly BOOKS(ドーリィドーリィブックス))
- 作者: ロザリンペルレ
- 出版社/メーカー: グラフィック社
- 発売日: 2014/08/07
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