実家へ帰って参りました。今年81歳になる祖母も、普段は同居していないのですが、お人形さんのお着物を一緒に作るため、山のお家から下りてきて一緒に作業です。
お写真は紫の縮の生地で作りかけのお着物です。お着物はできたので、これから襦袢です。帯は私が縫うのですが、滞在中に完成できなかったので、生地だけ選んで持ち帰りでした。
お着物は祖母や親戚などの箪笥に眠っていた古着を利用しております。中には一度もお袖を通したことの無いものもあって、なんだか壊してしまうのが勿体無いような物も。ですが、祖母はとても小さいので、私にはサイズが合わないですし、そもそも和服など滅多に着ることもないですしね。お人形さんが着るのが一番な気がします。
秋の個展に向けてちょっとずつ完成に向かっています。祖母も、普段は自分から何かが欲しいなど滅多に言うことなどないのですが、東京に来るなら何か素敵なお洋服が欲しいねと、照れながら仰っておりました。なんだか凄く可愛いかったです。秋が楽しみです。