白いシャツがすき。クローゼットは白シャツばかりなのです。ですが、普段の生活でエプロンなどせずに料理などの家事や絵の具を使った作業をするため、うっかり落ちない染みだらけにしがち。更に保存状態が悪い物は黄ばんでしまっていたり。その結果、私の白シャツコレクションの大半が作業着となってしまっているのです。今日はちょっと風が強いけれど空が高くて良いお天気。折角なのでそれらを一気に染料で染めて、リメイクしてみました。
用意したのは『コールダイ』。赤と黒を用意しました。一つ、約500円位でした。実家で、よく父が糸を染めていたのを見たことがあったのですが、実際に使用するのは今回が始めてです。
他に用意した物は、ゴム手袋。大きな鍋。食塩。色止め用に『ミカノール』。割り箸。バケツ。台所用洗剤。以上です。
今回、染める物は上記のお洋服。素材は綿。一番下のTシャツのみちょっとポリエステルが入っているみたい。どれもお気に入りなので、漂白剤にも漬けたのですが、どうしても落ちなくて。
まずは大きな鍋でお湯を沸かし、そこに食塩を入れ、次に熱湯で溶いた染料を入れて、染め液の完成です。この濃い染料、かなり臭いがきついので、換気必須です。
バケツでも良いのですが、何着も染めるにあたって染料の温度が下がってしまうので、鍋ですとそのまま火にかけられて便利でした。コールダイの説明書には一つでTシャツ2枚分、シャツ1枚分と記載されてはいるのですが、一着ごとに鍋から出して液を温めなおすことで一気に何枚も染められました。
赤は、なんだかちょっとえぐい感じになっていましたね。
染め液に20分程漬けた後、ぬるま湯ですすいで、台所用洗剤を少し入れた水で荒い、更に水ですすいで、色止め液に20分程漬けました。後は、それを洗って干して終了です。
染みが薄かったのか、これは綺麗に染まりました。
一番上に乗せたお写真のシャツとこちらの黒いシャツは、染みの部分が濃くなってしまいました。Tシャツの染みも同様で、今回、染み隠しとして染色を試みたのですが、どうやら目立たなくはなるものの、完全に隠すのは難しいみたいです。因みに釦、白かったのですが綺麗な赤色に染まってしまいましたが、これはこれで綺麗だなと。
で、黄ばみの酷かったシャツは問題なく染まったのですが、どうやら糸の素材が化学繊維だったのか、糸の部分のみ白くなってしまいました。まぁ、こういうお洋服なのだと思えば問題ないかなと。
どうやら染色は素材によって染まりやすいものとそうでないものがあるので、適当に品質表示を見ているだけでは駄目だったようです。ただ、水の量とかそういうものはなんとなくで大丈夫でしたね。説明書は読むものの、基本、大雑把なので、今度は染める時は確認してやろうかなと思います。
染色リメイク、染みを目立たなくさせることはできても、完全に消すのは難しいみたいで、目立つ物は後で刺繍でも入れようかなと思っています。黄ばみにはかなり有効な手段でしたね。後は元々黒くて色あせたお洋服を復活させるのに良さそうでした。また、機会があったら何か染めてみたいなと思います。後は布用のペンでお絵描きとかも試してみたいですね。