風花鳥

ハンドメイド作品の公開と、日々の徒然なること。

神社の持つイメージと、進化する神社のかたち。

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御朱印集めを始めましてまだ3ヶ月くらい。御朱印帳は既に2冊目です。御朱印を頂くために様々な神社を巡りました。

神社。真っ赤な鳥居と古典的な建物と神主さんと巫女さんの袴姿に、なんだかTHE日本的。まぁ、神社仏閣について詳しい知識を持ち合わせているわけでもなく、御朱印もお散歩趣味に目的を見出そうかしら。御朱印素敵よね。と、そんな気楽な感じで始めました。ですから、こうして御朱印を集めるようになりまして、日々、神社が私の思っていた古い伝統的なというイメージとかなり違って今風になっていることに驚かされております。

お写真は「秋葉原神社」でございます。秋葉原神社は、秋葉原の電気街に昨年6月に出来てほやほやな平安教団の神社です。建物も鳥居も何もかもがぴかぴか。ビルの1階にひっそり。だけれども不思議な存在感を放っておりました。鳥居の前に辿り着いても、ここは本当に神社なのかしらと。そして中に入りますと、たくさんのフィギュア。人形供養の現代の形ですね。そしてメイドさんのような巫女さんは皆様可愛らしく、とても愛嬌が御座いまして、巫女さん素敵となりました。その上、おみくじチェキや、1月限定の御朱印は『ばらかもん』の方の字であったり。『ばらかもん』好きで漫画もアニメも繰り返し観ていたので、思わぬ出会いに嬉しくなってしまいました。なんといいますか、秋葉原という街に凄く合った新しい形の神社だなと。

本来、日本の神社や神様というのは常に時代に合わせ変化してきた歴史を考えますと、そんな「秋葉原神社」のあり方は自然な物なのかもしれないなと思ってみたり。

他にもビルの狭間に建つコンクリートで出来た「烏森神社」の御朱印と一緒に頂いたお菓子は、小袋に入った様々な種類のドライフルーツ。4色の判子を四方に押した御朱印と、烏のマスコットと、とても可愛らしい感じで御座いました。

「水天宮」は子宝安産で有名な神社です。そのせいでしょうか。とても立派な免震構造の建物に、中はまるで新しい病院のような雰囲気。長いスロープに、神札所は受付のような雰囲気で寧ろ巫女姿の方が座っているのが奇妙な気分。待合室は本当にまるで病院のそれ。妊婦さんや赤ちゃんを連れて来ることに配慮しての事なのでしょうが、本当に神社らしくないという。そもそも、その「らしく」が何なのか定かでないのですけれどもね。

他にも、「阿佐ヶ谷神明宮」は『タモリ倶楽部』で建物の移動する様を流したり、様々なアーティストのPVの撮影に使用されたり、コスプレのイベントをやっておりましたり。

京都では『刀剣乱舞』と御朱印集めがコラボっていると聞きました。私自身はそのゲームをやっていないのですが、妹が詳しくて、なんだか凄い事になっているなと。なんだかそう聞くと、ゲームにもちょっと興味が沸いてきますね。いや、ゲームをやっている方が御朱印集めをなさるので、逆かしらと。楽しそうです。

また、手水舎も神社によって様々なのです。お水が流しっぱなし。或いは水道が止まって溜め水だけで、それだけではないのです。今はスイッチを押すとお手洗いの水道のように一定時間だけ水が流れる仕組みであったり、もうセンサーで水が流れたり、太陽発電でそれが出来ていたり、もう、凄いのです。単に竹からちょろちょろ流れているわけではないのですよ。びっくり致しました。

鳥居が傾いております神社がある一方で、なんだか人々の趣向や必要に応じて常に最新の情報を取り入れた最新式の神社に変化しているのですね。流石、神様のいらっしゃる処です。凄いです。

 

本日、ようやく『minne』さんと『Creema』さんに新商品を上げました。御朱印帳ケース3種です。勿論、文庫本を入れたり、お薬手帳などを入れたりと、使い方は様々です。

私は鞄の中でぱらぱらとなりがちな御朱印帳を収めるために使用しております。

大判の御朱印帳がぎりぎり入るサイズです。個人的にどれも凄くお気に入りの商品です。よろしければこちらも覗いて頂けたらなと思います。