風花鳥

ハンドメイド作品の公開と、日々の徒然なること。

丁度良い袋。

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荷物が多い人間なので、よりよい鞄がこの世の中に存在するのではなかろうかと常に思っているのです。

昨年まではノースフェイスのメッセンジャーバッグを。最近はヒューズボックス。何でも入る安心感。でもってちょっと雨に降られた位じゃ問題ないという、更なる安心感。流石のアウトドアメーカー。荷物の重量の割りに、背負った時の体への負担も少なく。そんな鞄ですから、街で使っております方も多く、すれ違うと「あら、兄弟がいたわ」とちょっとだけ嬉しくなります。たまに同じ限定柄の同じ形となると、双子の、二人どころではないのですが、片割れですわとにやりとしてしまいます。

と、まぁ、ノースフェイスのステマをしたいわけではなくて。赤子を運ぶ関係で、抱っこ紐との相性や、ベビーカー導入に当ってのあれやこれがございまして、しっかりした鞄ではなく、ちょっとした袋が良いのではなかろうかと、ちょっと手持ちの生地で縫ってみたのです。黄色のストライプの袋は小さく折畳めるタイプの、シンプルなエコバッグです。お写真では紐を斜めかけにしておりますが、トルソーが若干小さい関係で、実際には片掛けです。できる限りシンプルに、紐も1本。予備鞄ですね。

そして、もう1個は藍染め生地で、こちらは斜めにも片方のみでも使えるよう紐を調整できる、トートバッグです。真ん中にはマグネット釦が付いておりますので、中身がこぼれない。ポイントに京東都のワッペンも付けました。厚めで丈夫な生地の、ちょっとしっかりめの鞄です。ここ1週間程、この鞄を使っているのですが、個人的にかなり使い勝手が良いです。こちらは気まぐれに販売用に制作するかもしれないです。

お写真はないのですが、もう一つ。ベビーカーオーガナイザーが丁度入るトートバッグも作ったですが、ふと、思ったのです。私は、昔から家にミシンが当たり前にあり、今もこうして何となく手持ちの生地からこんな袋物が欲しいわと思いましたら、ささっと作ることができることが当たり前なのですけれども、実はこれは少数派なのかもしれないと。例えば、40cm×50cmのトートバッグが欲しいと思ったら、お店などでサイズ、デザイン、価格、丁度良い物を探さなくてはならないのかもしれないと。何を今更ということかもしれませんが、今更そんなことに気付いたのです。

4月は、なんだかちょっと個人的にいっぱいいっぱいで失くしてしまった気が致します。年号発表から改変までが一瞬でした。表面を安っぽいアイシングの様なものでコーティングした悪意なのか嫉妬なのか、無意識になのか、明らかな敵意なのか、何かドロドロした攻撃を各方面から受けたり。それを了承しつつも鈍感な振りをしてみたり。明らかに自分のキャパを越えた状態に、改善策を見出せぬままもがいてみたり。祖母が、お人形のお着物を作っていない方の、亡くなって、色々なことを思い出したり。4月は、ちょっと過酷でございました。勿論、楽しいことも嬉しい事もございましたけれども、なんだかちょっとだけしんどいが上回ったように思われます。そもそも、PCを起動する時間が取れなかった時点で、徒然なる文字を思うまま書くというストレス発散が不可と言う状況が何もかも辛かったのかもしれせん。と、まぁ、一月ぶりのブログ更新は。ブログを更新する暇がないという愚痴でした。