風花鳥

ハンドメイド作品の公開と、日々の徒然なること。

大阪と京都に5泊6日の一人旅のお話し。大阪宿泊編。

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昨日に引き続き旅行のお話しです。今日は、初めてのゲストハウス宿泊について。

ゲストハウス、名前は以前から良く聞く機会はありました。イメージするのは、小汚い部屋にみちみちに詰められた二段ベッド。和気藹々とした空気。嗚呼、どれも苦手です。何が一番苦手って、知らない人とお話ししなければならないというのがもう無理なのです。知らない場所に「ただいま」なんて帰れません。絆とか和とか、そういうの他人に言われてはいそうですねなど素直に受け入れられません。もう駄目な人ですね。自覚はしております。それに、トイレとシャワーなどの水周りは綺麗でないとストレスが溜まります。二段ベッドとか狭くて圧迫感がある空間とか落ち着きません。贅沢者なのです。仕方がないです。そんなこんなで、バックパッカーの旅行記など好んで読む事が多いのですが、まさか自分が泊まるだなんて考えもしませんでした。

ですが、お宿を検索しておりますと、どうしても目に付きますのがお安いゲストハウス。ビジネスホテルですと素泊まりでお安くても5000円以上。それが5泊ですと結構な金額になります。ですがゲストハウスですと1500円位からかしら。お安い。凄く魅力的です。まぁ、何事も経験かなと、何でもできるうちにやってみよう。今回、そんなこんなで初めてのゲストハウス宿泊を決定致しました。

流石に最安値の相部屋には抵抗がありまして、それに絶対譲れない条件としては女性専用のお部屋。後は二段ベッドで5泊は体力的に自信もないかなと、大阪の2泊はほぼ寝るだけですのでそれでも目を瞑るとしても京都はお布団。少々贅沢をしましても、ホテル泊に比べましたら微々たる物です。結果として、大阪は週末にかかったためと、京都はお布団の和室だったため、お宿はどちらも1泊3500円でした。5泊の合計で17500円。ちょっと良いホテルでは1泊分位ですね。

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まずは大阪で2泊しましたのは「ゲストハウス桜」さん。こちらは6畳程のお部屋に二段ベッドが2つの女性専用の4人部屋です。特徴と致しましてはオープンしてからまだ間もないため、新築の臭いがすることですね。新しい。今回、このお宿にした決定打です。

駅から徒歩10分とのことでしたが、もっとかかりましたね。JR大阪駅の改札を出てから20分位かかったかな。そもそも大阪駅がわかり難いですしね。梅田とか東梅田とか西梅田だとか、標識が小さいですし。大阪に住んでいた頃から迷わなかったことがないです。

お宿に到着致しますと、入口でチェックインを済ませ、こちらは通常のホテルと同じで、細々した説明を受け、ベッドの番号の書かれた鍵を預かりました。相部屋となると、どうしても防犯面が気になる所ですが、こちらはお部屋ごとに鍵がありまして、個々に渡され、チャックアウトまで自己管理でした。それと、玄関には門限がありまして、一応、23時には閉めるとのこと。

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お部屋に入りますと作り付けのベッドにはシーツが置いてありまして自分でベッドメイキングです。基本的にベッドの変更は受け付けないとの事でしたが、お願い致しましたら空いておりました隅っこの下の段に代えて頂けました。上の段に登ることが長時間の移動でお腰が痛く少々困難であったため、凄くありがたかったです。

8時過ぎにチェックインをしましたが、他の宿泊者はまだいらっしゃらず、のびのびと荷物をがさごそしつつ、早速、私の基地を作りました。綺麗に洗われた真っ白なシーツにふかふかの軽めなお布団。ベッドも広めでお布団の脇に少し荷物が置けるスペースがありまして、思った以上に広々しておりまして快適。枕元にはかなり明るめの読書灯とコンセントもありました。

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大阪一泊目は移動の疲れもあり、2軒隣のお好み焼き屋さんで夕食を済ませ、再びお宿に戻りシャワーなど寝る準備です。

シャワー室は地下に3箇所くらいあったかな。個々の脱衣所とシャワー室には鍵がかかり完全なる個室で一安心。ただ、新しく、とても明るいため白くて一見綺麗な印象はあるものの、排水口付近には水垢とカビがあり、髪の毛も結構落ちておりまして残念な感じでした。髪の毛などは共同ですし、使用する個人の問題なので仕方ないにしても、ちょっと擦れば落ちるような汚れまで放置されておりましたのは、気になる所でした。スポンジがあったら自分で洗ってから使いたい感じ。洗面台も同様でした。ただ、6箇所位あったので足りなくなることがなかったのは良かったですね。

それに、お手洗い。お宿のHPのお写真は綺麗な洋式で安心していたのですが、今回、寝室の脇の所しか使用しなかったのですが、和式でした。狭かったです。古かったです。綺麗に掃除されていたのが救いでしたね。

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なんとなく就寝準備後は翌日参加する予定の結婚お披露目会のメッセージカードを描いたりと細々した事をすべく、机のある共有スペースに。

共有スペースの脇にはバーがあり、数人がお酒と会話を楽しんでいたのですが、横のテーブルではイヤホンでパソコンをしている方がいたり、畳の所では寝ている方がいたりと、其々の時間を過ごしておりました。なんか、皆で和気藹々というよりは、コミュニケーションを取りたい人は人で、互いに干渉し合わない感じですね。ちょっと一安心です。2泊目はテレビゲームしている集団がいて少々賑やかでした。楽しそうでした。

宿泊者は外国人半分、日本人半分くらいかな。会話されていたのは英語圏の方が多かった気が致します。基本的に寝るための場所として利用している方が多かった印象です。ですのでルームメイトにお部屋で会ったのも夜中だけって感じで、朝も出発が早い方が多かったように思われます。それに外国の人が多いイメージでしたが、同室の方は日本人だけでした。

今回、受付でゲストハウス初めてと伝えておりましたためか、色々と気にかけていただき、ありがたかったです。ずっとどうしようと思っておりました外出時の荷物につきましても、日中、受付で預かりますよとのことでした。ですが、基本的に盗難などの責任は取れないけれどもベッドに置いておく人が多いですよとのことで、一応、小さな鍵は付けておりましたのでそのままベッドにお布団をかけて出掛けましたが問題はなかったです。

初めてのゲストハウス。総評と致しまして、思った以上に快適。悪くないです。泊まるだけでしたら充分です。ベッドのカーテンでプライバシーも守れますし。まぁ、誰が入るかわからないお部屋で防犯意識は必要ではありますが、警戒し過ぎることもないかなと。病院の大部屋に入院する位の感覚に近いなと思ったり。個人的にはビジネスホテルの狭いお部屋の圧迫感よりも、二段ベッドの秘密基地感の方が凄く良いなと思いました。とても楽しかったです。

大阪 | ゲストハウス桜-Osaka Guesthouse SAKURA-

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なんだか昨日から旅行のことを書こうと思いましたら、またまた長くなってしまいました。京都のお宿についてもまとめて書きたかったのですですが、取り合えずまた明日です。京都の町家宿泊編です。

 

 

ことりっぷ 大阪

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ゲストハウスガイド100  - Japan Hostel & Guesthouse Guide -

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