風花鳥

ハンドメイド作品の公開と、日々の徒然なること。

『焼き色の達人』で遊んでみました。

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最近の私の作業台はちょっと可愛らしいです。先日から作っておりますミニチュアフードを並べて乾燥中のお写真です。和菓子は、ピアスやイヤリング、ブローチなどのアクセサリーに加工しております。

パンは先日購入したタミヤさんのデコレーションシリーズ『焼き色の達人』で色付けしております。タミヤさんといいますと、どうしてもミニ四区や模型なイメージだったのですが、このデコレーションシリーズは素材から盛り付けまでに対応した様々な商品が出ておりまして、特に塗料関係はいちごシロップやレモンシロップなどの可愛らしい名前で出ておりまして、ソース類まで揃うと言う優れもの。基本的に粘土などの色付けはアクリル絵の具で十分ではあるのですが、すけるくんなどの透明粘土を混ぜて使う時は絵の具ですとどうしても濁ってしまいます。UVレジンは絵の具でも一応染まるものの、どうしても絵の具が沈殿してしまうので、そういった物を色付けしようと思った時に液体タイプのこの塗料は後塗りでも透明感があって果物やお野菜を作る時に便利です。

そして今回購入した『焼き色の達人』。薄茶(ベージュに近い色)、茶(赤が強めです)、濃茶(かなり焦げた感じのお色ですね)の三色の塗料が、まるでアイシャドーのような状態で入っているパレットになっております。それを筆やスポンジで粘土にこすり付けるか叩くように塗ると、まるでオーブンで良い感じに焼いたようになります。一応、付属の筆とスポンジは付いておりますが、足りないですね。私はファンデーション用のパフを使用しました。薄い色は擦り付けてたっぷりと塗って、最後に濃い色は軽く叩くような感じです。絵の具になれておりますと、付き難いなという印象も感じますが、慣れてきますと寧ろ失敗がなくて良いです。塗った直後ですと、軽くティッシュなどでふき取ると結構落ちますし。ただ、一律同じ感じの色になるので、焼き色にこだわりを発揮すると、ちょっと物足りなく感じるかもしれません。ですが、本当に簡単に本物っぽくなるので使い安いです。初心者さん向きかなとも思います。

それと、懸念しておりました乾燥後の色落ち。結構、落ちます。手でこすると手に付きます。なにかしらでコーティングをしないとアクセサリー向きではないですね。ドール用の小間物としても、ドールが汚れるのが怖くて持たせられないかなと。横に置いておく分には問題ないのですが。

今回、同時に『トッピングの達人(砂糖)』も購入してみました。同時に粉砂糖も出ておりますが、粉砂糖はアクリル絵の具で水分を減らして叩くと代用できますので、今回はお砂糖のみの購入です。

お写真ですと、揚げパンに使用した物ですね。こちらは小瓶に白いペースト状の物が入っておりまして、爪楊枝などでちょっと掬って焼き色を付けた粘土に乗せ、指で撫で付けるようにしました。感触はべとつきもなく、指同士を擦るとじゃりじゃりと小さな粒がある感じです。あまりに白くってさらりとしておりましたので、色が付くのかな、乾燥したら粒が取れないかなと心配だったのですが、乾燥後は透明になり、ちゃんと接着しました。こちらもあまりつきすぎるということもなく、使い安いですね。さすがタミヤさんです。これからソース類なども試してみたいなと思います。

 

タミヤ デコレーションシリーズ No.14 焼き色の達人 (うす茶/茶/こげ茶) 76614

タミヤ デコレーションシリーズ No.14 焼き色の達人 (うす茶/茶/こげ茶) 76614

 

 

 

お写真にあります、和菓子のアクセサリー、minneさんの方で販売開始致しました。よろしければこちらも覗いてみて下さい。また、店舗にて販売も行っております。そちらは本日納品を致します予定ですので、販売は明日以降になるかなと思います。

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