風花鳥

ハンドメイド作品の公開と、日々の徒然なること。

田中智さん ミニチュアワールド「Face to Face もっとそばに」に行ってきました。

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銀座は美味しいです。美味しい物がたくさんです。行く度に何を食べようかわくわくしております。ですが、お写真の美味しい物たちは1/12サイズのミニチュアで、仮に食べられたとしても味もわかならぬ位、小さいサイズ。

annex/exhibition/index.html作者である田中智さんの本は大好きで発売されてすぐに買いました。小さくて精巧な世界は見ていて夢中になってしまいます。何度もページを繰り返し捲って、嗚呼、まさか本物を見られるだなんて。

GW中は大変な混雑と噂を聞きましたので、連休明けの昨日に行って参りました。雨の降る昼時ということで、すんなりと会場に入れました。そして、人もそれほど多くなく、比較的ゆったりと観る事ができました。

会場はお写真撮影自由とのことで、スマフォのレンズを展示ケースギリギリまで付けて撮影されている方が目立ち、また、綺麗なお姉様が「インスタ栄え」と本当に仰りながらパシャパシャしておりましたり。更にはその場で加工を始めたり。ただ、やっぱり思うことは、素人がいくら頑張ってお写真を撮った所で、本にいくらでも綺麗なお写真があるので、そんな躍起になってシャッターを切る必要などないのではなかろうかと。勿論、自分自身もお写真を取らせて頂きましたし、撮影ブースは触らないぎりぎりまで指を近付けて、面白いなと思いました。ですが、やっぱり会場全体を撮影自由にする意味まではなかったのではないかなと。色々な意図があって撮影自由にされたのでしょうけれども、それによる弊害の方が多かったように思われます。

作品自体は素晴らしかったです。小さい。凄い。可愛い。もうそればかり繰り返しておりました。あまりに小さくて肉眼では追い付かず、拡大鏡が必要だわ。或いは拡大されたお写真でないと詳細がわかりませんと。本の方には実物大のサイズが描いてあったのですが、目の前にしますと更に小さいという印象を受けました。そして、ここまで小さな物は実物を実物のまま小さくするよりも、特徴を強調してミニチュア用にデフォルメがなされた方がよりリアルにみえるのだなと。田中さんの作品はその匙加減が絶妙と言いますか。センスが圧倒的だなと。ここまで精巧なミニチュアを作られるとか、一種の変態ではなかろうかと思ったり。素晴らしいです。

たまに自分自身も小さな粘土細工などを致しますが、比べるなど滅相もない程に圧倒的技術やセンスの差がございますけれども、こうして凄い作品を目にしますと何かもっと作りたくなりますね。なんだか凄く刺激を受けました。最近、そんな機会が凄く減っておりましたので、面白かったです。楽しかったです。この勢いで昨年からずっと作りかけのミニチュアお寿司を完成させたいなと思ったり、思わなかったり。

ポーラ ミュージアム アネックス|POLA MUSEUM ANNEX 開催中の企画展

 

田中智のミニチュアスタイル (Handmade Series)

田中智のミニチュアスタイル (Handmade Series)

 
田中智のミニチュアワーク (Handmade Series)

田中智のミニチュアワーク (Handmade Series)

 
田中智のミニチュアコレクション (Handmade Series)

田中智のミニチュアコレクション (Handmade Series)

 

 

 

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