先日、パールのピアスをたくさん作ってみたので、そのパッケージ用にマッチ箱を作ってみました。マッチ箱、単純な作りではあるのですが、意外と外箱と内箱のサイズ調整が難しいですね。設計図らしきものも書いたのですが、結局、厚紙を使用したこともあり、紙の厚さ分が出てしまい、そこはフリーハンドで修正してしまいました。きっと、次に作る時も同じミスをして、やはり同じように修正するのだろうなと。メモを取れば良いのでしょうが、つい不精してしまいます。
表のイラストは、何故かペンタブが接続できないという事態が発生し、マウスで描きました。が、線ががたがたですね。実物は小さいことによって助けられました。PC苦手です。そして久々にお絵描きしました。
普段、煙草を喫む再にマッチを愛用しているのですが、マッチは何処で売っているのでしょうか。100円ショップ以外で見掛けないので、いつも不思議です。近くの煙草屋さんにも、ホームセンターにもありませんし、喫茶店にもマッチはあまり置かれなくなって、もう使用される方はあまりいらっしゃらないのかなとか。幼い頃に祖母の家にある仏壇にはお徳用の大きなマッチ箱がいつもあったのですが、最近ではチャッカマン。あのマッチとお線香の香りが好きだったのに、なんだか寂しいです。
古いマッチラベルの本を持っているのですが、それを眺めているのが好きです。昔の名称も「引火奴」「紅毛付木」「早付木」「発燭子」と様々。でも、まぁ、この辺りはなんとなくイメージできるのですが、「リュヘルス」「懐中火縄」「擦ほくち」「黄燐剤蝋軸」とまでなってくると、なにやなにやら。ちょっと不思議になってきます。後は、マッチを指す方言として「すりいぼ」や「はやいお」などは何を指すのかもう謎です。更に、「ぽすぽる」「ぽすぺる」「どんどろ」なんてなってくると、なんか可愛いなとか。ラベルのデザインも、西洋風の物や中華風の物などもありつつ、その影響を受けて国産マッチのラベルができたのかなとか。なんだか広告のイラスト等とはちょっと違った、マッチ特有のデザイン感があったのではないかと勝手に推測しております。
お写真のピアスは来週からminneさんの方で販売開始予定です。コットンパールとチェコ硝子のパール。金と白。白と金。大小の2ペアのセットです。シンプルで使いやすいデザインにしました。それらを燐寸箱風のお箱に詰めて、ちょっとした贈り物にもできるように。
なんだかもっとマッチ箱をたくさん作りたくなってきました。お箱やちょっとしたパッケージを作るの、なんだか凄く楽しいです。
マッチのラベル―ポケットのなかの小宇宙 (CREO POCKET BOOK)
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