風花鳥

ハンドメイド作品の公開と、日々の徒然なること。

見たい物を見、会いたい人に会い、行きたい場所に行きたいのです。

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何ヶ月ぶりの更新でしょうか。すっかり放置気味のこのブログ。最近は、なんだか言葉を綴ることが難しく、実はこの記事も書きかけのまま一ヶ月以上放置して、タイトルとお写真だけをそのままに何度も書き直しております。そしてそれと同時にこれが今年最後の更新になりそうなので、このタイトルを今年のまとめとしようかなとも思います。

いつもよりも更にとりとめもなく書き連ねます。

秋、私は元気でした。アクティブでした。行動的だったのです。そして、栃木の山奥ではなく、大阪の隅っこにある偏狭の地でもなく、大都会東京在住であることに感動をし、その豊かさを享受しておりました。東京では日夜様々なイベントが御座いまして、展示会が行われているのです。凄いですと。

10月11日。渋谷で行われたトークショウに行きました。「アジア最凶怪談トークバトル! 高田胤臣×丸山ゴンザレス×高野秀行×室橋裕和!」アジア、主にタイに纏わる怪談話をまとめた本の刊行記念のトークショウでございました。超大型台風が迫る中、あの今はなきクレイジージャーニーの丸山ゴンザレスさんの司会で進む異文化怪談。所変われば常識も変わる。そして怪談というものは人の生死観にも通じておりまして、日本で当たり前のことが当たり前ではなく、タイの当たり前は本当に目新しく、皆様のトーク力も相俟ってとても面白おかしい時間を過ごさせて頂きました。そして、なにより、個人的に今一番推しております作家さん、高野秀行さんにお会いし、サインを頂き、握手まで。もう久々に緊張で頭真っ白になってしまいました。会場で購入した本は『亜細亜熱帯怪談』と、同じ著作の『バンコクアソビ』です。お化けとエロはセットです。でないと怖いです。いくら南国面白怪談だとしても、怖い話しは苦手なので交互に読んでおります。そしてあまり口外はしておりませんでしたが、風俗関連の読み物が昔から好きなのです。食についてと、性欲について、そんな本ばかり読んでおりますので、結局は人間の基本的欲求に惹かれているのかなと。話し出すと長いので、以上で。

10月27日。有楽町マルイで行われておりました新井英樹入江喜和画業30周年原画展」に行きました。このお二方ってご夫婦だったのですね。昨年知り読んだ『おかめ日和』という漫画に惚れ、入江喜和さんの描かれるあの独特な色気のあるイケメンキャラクターと柔らかい色使いの絵を生で見たいなと。そして、それとは一見対象的に新井英樹さんの絵は熱い刺さるような線を描かれるなと。改めて『宮本から君へ』を読み返そうかなと思ったり。当日は横でサイン会をしておりました。なんだか、作者さんの横で絵を見るのはちょっとだけ緊張します。

その後、ソニーイメージングギャラリー 銀座まで歩き『渋イケメンの旅』写真展にも行きました。インドをバイクで回りながら撮られた鮮やかなお写真。世界には様々なイケメンがおります。入江喜和さんの描かれる線の細いけれど骨の太そうな絵の中のイケメンに、リアルに存在致します彩度の高いイケメン。どちらも美しいだけでないイケメン。イケメンの定義がもうよくわからないです。わからないのですが、惹かれることは確かで、魅力的なのです。会場では、最近のカメラで撮られたお写真なんて、生で見ても画面で見ても同じでしょうと思っておりました自分の無知さをちょっと恥じました。展示の仕方や会場の空気感なども影響されますが、紙にプリントされた物を目で見るということの脳への伝わり方が違うなと。印象が強い。そして横では旅の動画も流されておりまして、嗚呼、自分ではバイクにも乗れなければインドにも行ったことがなくても、こうしてほんの少しだけでも疑似体験できるのは面白いなと。あの映像のDVDとか欲しいです。ずっと見ていられます。本を購入しますと、会場におられましたこの作家の三井昌志さんにサインを頂きまして、感想を問われましたが、本当に自分のコミュ障が申し訳なくなるほど何も言えず、凄い、好きと思うほどに言葉って出ないのだなと。難しいです。

トークショウであれ、展示会であれ、好きで色々な場所に行くのですが、毎回、会話と言う点で躓きます。特にサイン会は会話する時間があることが多く、サインは頂きたいが、この間を何としたものかといつも悩みます。最近、気付いたのですが、私は作者さんに間近でお会いしても、応援してます。好きです。などと言いたいわけではなく、ただ、このとても素敵な物を作られた、書かれた人間がここに存在していることを確認したいだけなのかもしれないなと。それってどうなのかしらん。よくわからないです。

11月4日。上野東京都美術館での「立軌展」に行きました。あまり馴染みのないですが、同人の絵画展です。新しい油の匂いは美術室を思い出させます。大学卒業後に夜間で通った服飾学校での絵の先生が参加しております。勿論、先生も素敵な方なのですが、それ以上に先生の絵が好きなので、もし絵の中に入って出られない、などというファンタスティックな妄想をするとしたら、私はこの先生の絵を選ぶでしょう。この優しい暖かな花に溢れた美しい世界。何処か出汁の匂いを彷彿とさせる安心感が御座いまして、これが絵画に対して適切な言葉かはわからないのですが、とても可愛い絵なのです。

手仕事もしております。つまみ細工のヘッドドレスに、箸の簪。細かな作業に没頭するのは楽しいです。通販の方の更新は中々出来ていないのですが、店舗委託には定期的に新作を出しておりますので、よろしくお願いします。

ohaco【オハコ】阿佐ヶ谷 | TOP

お人形遊びはあまりできておりません。最近、家のドールたちは着たきり雀でございます。お着物の新調もできておりません。ですが、パラボックスさんの出される80cmのドールを注文致しました。夏から発売を待ち続けて、第一弾は間に合わず、第二弾の発売で漸く。来年、届くのが楽しみです。80cm。大きいです。1、2歳児位。座敷わらし風にできたら良いなと。久々のドールメイク、練習しておかないとならないですね。パテでお顔をちょっとだけカスタムできたらと思っておりますので、手持ちのヘッドで試して、上手く行ったら、80cmの彼女にも。まだボディのサイズもわからないのですが、家に来て裸のままでは可哀想ですので、サイズ調整のきく形での下着なども用意しておきたいです。お迎え準備、忙しくなる予感です。

乙姫コレクション~OTOME COLLECTION~身長80㎝のちいちゃな乙姫。

来年は、ドールもですし、トークイベントのチケットも購入済みの物がございましたり、楽しみがたくさんでございます。毎日、忙しい、疲れた、しんどい。それに押し潰されないように、同じ時間を過ごすならば、意識一つで変えられるならば、重たくならずに軽やかに過ごせたらと。足元軽く生きていきたいです。

なんだか長くなってしまいましたが、誰に何をかもよくわかりませんが、来年もよろしくお願い致します。