風花鳥

ハンドメイド作品の公開と、日々の徒然なること。

雅叙園が凄過ぎてちょっと震えたお話し。

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目黒に御座います「ホテル雅叙園」。

お名前は聞いたことがあったのですが、まぁ、ちょっとリッチなホテルですよね位の認識で、『和キルト展』とか面白そうですね。東京都指定有形文化財「百段階段」なんてあるんですね。アフタヌーンティーがリーズナブルで話題ですね。位の気楽な感じで、先週、ふらりと足を踏み入れて、嗚呼、何という所に来てしまったのだろうと、入口のエルベーターの中でちょっと涙目になってしまいました。

綺麗なエントランスは想定内。ですが、エルベーターと呼ぶにはあまりに豪華絢爛な内装とふかふかの絨毯と部屋と呼んでも問題ない大きさのそれで、嗚呼、なんか、本当に凄かったのです。和キルト展も良かったのですが、それ以上に、お部屋。百段階段のお部屋です。柱から天井からの絵や彫刻に、私、色々な建物を見てきたと思うのですが、こんな凄い場所を他に知らないですと。やり過ぎという言葉で片付けしまうのはどうかど思うのですが、なんでこうなったと言わざる得ないやり過ぎなお部屋が続いて、嗚呼、なんか、あれをどう表現したら良いのかわからない位の衝撃を受けました。

まぁ、それでも東京都指定有形文化財ですからと、和キルト展を後にし、ホテルでちょっとリッチなお茶でもと「パンドラ」に向かったのですが、そこでも、途中、入ったお手洗いの中に池と橋があり、これは部屋なのかという個室が並んでおりましたり、しかも扉の模様が一つずつ違っておりまして、私、おトイレですけれども、ここなら問題なく住めるわという。その他にも、硝子張りの高い天井の室内に田舎風の家が御座いましたりと、まさに貧乏人が想像するお金持ち空間とでも言いますか、本当に偉い場所に来てしまったなと。

昔でしたら私のような何処の馬の骨ともわからぬ者がふらりと行った所で追い出されても仕方なかったような場所ですが、今はきちんと清潔感を持った身形でどうどうと行けば問題なく入れます。なんて良い時代に生まれたのでしょうと。確か、金谷ホテルに宿泊した際も同じことを思った気が致します。本当に良い時代です。尤も、小心者ですので、そんな場所に行く度に私なんぞここにて良いのでしょうかと内心ガクブルなのですけれどもね。

 

時の流れ 目黒雅叙園 図録

時の流れ 目黒雅叙園 図録